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用語集

歯周病

歯とは、エナメル質(無機質:96%|有機質+水分:4%|主な働き:咀嚼、保護)、象牙質(無機質:70%|有機質+水分:30%|主な働き:歯の形をつくる、歯の感覚)、セメント質(無機質:60%|有機質+水分:40%|主な働き:歯を歯槽骨へつなぎとめる)、神経と血管、歯髄、歯茎、歯槽骨で構成されています。

歯周組織(歯茎、歯根膜、歯槽骨、セメント質)に炎症が起こる疾患群の総称。そのうち、炎症が歯茎だけにある状態を「歯肉炎」、炎症が歯茎から歯槽骨や歯根膜にまで広がった状態を「歯周炎」といいます。
歯周病の直接の原因は歯垢(プラーク)ですが、「口腔内の環境」や「生活習慣」の中には間接的に歯周病を悪化させるリスクファクター(危険因子)が潜んでいます。
そのほか全身的なリスクファクターとして、喫煙、食習慣、ストレス、不規則な生活などがあります。
歯周病はSilent disease(サイレント ディジーズ=沈黙の病気)と呼ばれ、痛みなどの症状が少ないのも大きな特徴です。
一般的に体の抵抗力が強い時期は活動を静止し、体の抵抗力が弱ってくると活動期に入り、歯茎の腫れや出血などの自覚症状が現れてきます。
この活動期と静止期を繰り返しながら、静かに症状が進行していきます。