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歯周病お悩み相談室 第2回

歯ぐきのケア、何をするのか分かりません。

「歯ぐきのケアって、普通の歯みがきとどう違うの?」「何に気をつければいいの?」
──そんな声に応えて歯ぐきのためのハミガキやハブラシ選びのコツをご紹介。

みんなの意識調査 歯周病対策のためにセルフケアを見直したことは? 見直した44% 特にない56% まずは毎日のセルフケアから改善を! 出所:システマハグキプラス モニターキャンペーンアンケートから作成(38,396名に調査)
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歯ぐきの変化を放置すると…… 歯周病はどんどん悪化

歯と歯ぐきのすき間「歯周ポケット」から進行する歯周病。ここに歯垢(プラーク)がたまった状態を放置すると、歯周ポケットはより深くなり、歯ぐきは赤く腫れてブヨブヨに。さらに悪化すると、歯が抜け落ちてしまうことさえあります。歯周病が恐ろしいのは、自覚症状がないまま進行してしまうということ。歯ぐきのケアは、自覚症状がなくても早めに取り組むことが大切なのです。

  • 歯と歯ぐきのすき間2mm以下 健康な状態
    歯と歯ぐきのすき間2mm以下 健康な状態
    健康な歯ぐきは、薄いピンク色でかたく引き締まっている
  • 歯と歯ぐきのすき間「歯周ポケット」2~3mm 歯肉炎
    歯と歯ぐきのすき間「歯周ポケット」2~3mm 歯肉炎
    歯垢(プラーク)がたまった状態を放置すると歯ぐきに炎症が起きる。歯ぐきは赤く腫れ、丸みを帯びて膨らむ
  • 歯と歯ぐきのすき間「歯周ポケット」3~6mm 歯周炎(軽~中程度)
    歯と歯ぐきのすき間「歯周ポケット」3~6mm 歯周炎(軽~中程度)
    炎症がよりひどくなり、歯槽骨や歯根膜が破壊され始める。さらに悪化すると歯がぐらぐらに

ハミガキ選びはお口の状態に合わせて デンタルリンスも習慣に

歯周病予防のためには、歯周ポケットの奥まで浸透・殺菌する薬用成分配合のハミガキを選びましょう。歯ぐきのおとろえが気になる場合は、「組織修復作用」や「抗炎症作用」のあるハミガキを。また、就寝中は口内の細菌が最も増殖する時間帯です。寝る前には、殺菌剤配合のデンタルリンスを適量口に含んで20秒ほどすすぎ、ブラッシングすることを習慣づけましょう。

唾液中の細菌数の推移唾液中の細菌数は食後に増える傾向があり、就寝中はピークに。寝る前のデンタルリンスが大切!
唾液中の細菌数の推移唾液中の細菌数は食後に増える傾向があり、就寝中はピークに。寝る前のデンタルリンスが大切!

ハブラシは超極細毛を 歯周ポケットもブラッシング

ハブラシは、毛先が超極細のものを選べば、歯周ポケットの奥まで毛先が届きやすく、効果的なケアが期待できます。歯ぐきに出血や炎症がある場合は、毛のかたさが「やわらかめ」のものにすると、優しいみがき心地で安心です。

ヘッドは少しコンパクトな方がブラッシングしやすい
ヘッドは少しコンパクトな方がブラッシングしやすい

歯ぐきのおとろえが気になる方に

歯ぐきのおとろえが気になる方に