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【30代は不調のデパート】 20代前半とは圧倒的に違う
体の変化、
いくつ共感する?

【30代は不調のデパート】20代前半とは圧倒的に違う体の変化、いくつ共感する?

年齢を重ねるにつれ、学生時代や20代前半とはあきらかに何かが違う……と感じたことはありませんか? 30代女性は“不調のデパート”といわれるほど、さまざまな曲がり角にさしかかる時期。

そこで今回は、30代で感じた変化についてアンケートを実施。みんなの“30代女性あるある”を見ながら、その具体的な対策を探っていきましょう。

■【アラサー世代に質問】ぶっちゃけ、どんなカラダの変化を感じてる?

まず、30代女性197名に「20代前半のころと比較して体の変化を感じたことはありますか?」と聞いてみたところ、85.8%が「はい」と回答。やはり、ほとんどの女性がなんらかの変化を実感しているようです。具体的な変化を聞いてみると……

  • 疲れが取れるまで数日かかるようになった

    (36歳/事務系専門職)

  • 脂っこいものが食べられなくなったはずなのに太る

    (36歳/その他)

  • 妊娠してから敏感肌になった

    (31歳/販売職・サービス系)

  • 吹き出物や口内炎など、体にできた傷が治るまで時間がかかる

    (34歳/営業職)

疲れや体力的な変化を如実に感じているよう。中には「徹夜なんて絶対むり」(31歳/営業職)という人もいました。また、体型やお肌についても大きな変化を感じている方が多く、年齢を意識せざるを得ない様子……。そして妊娠・出産を経験した女性は、「産後、金属アレルギーになった」(33歳/事務系専門職)、「出産後、白髪が増えた」(38歳/技術職)など体質の変化を挙げる声も。

■体の変化は気のせいじゃない!30代が“不調のデパート”といわれるワケ

とはいえ変化を感じていても、認めたくない気持ちが働いて「気のせいかな」なんて見て見ぬふりをしたり、「いつものことだし……」と軽く流してしまいがち。

ですが感じているその変化は決して気のせいではなく、実はしっかりと理由があるのです。

仕事のストレスや妊娠・出産…。女性ホルモンの変化に影響されやすい

バイオリズムがある女性の体は、ホルモンバランスの変化が体調に影響しやすいもの。生理前にイライラするなどの経験をしている方も少なくないはずです。

特に現代の30代女性は、仕事にプライベートに大忙し。役職がついたり、結婚や妊娠・出産などのライフイベントの機会も多いので、生活の変化とそのストレスも多大です。それだけに、やはり体の不調や変化が目立ってきやすい年代なのです。

20歳前後をピークに免疫機能が低下してくる!

さらに、30代女性の体は免疫機能の変化にも影響を受けています。このグラフは年齢と免疫機能の働きを表したもの。これを見るとわかるように、20歳前後をピークに免疫力は下降し始め、30代以降も低下の一途をたどります。

そのため感染症などのリスクも高くなるのです。

年齢と免疫機能の働きをグラフ化した図。参考「からだと免疫のしくみ」(上野川修一著 日本実業出版社) 年齢と免疫機能の働きをグラフ化した図。参考「からだと免疫のしくみ」(上野川修一著 日本実業出版社)

■たった3割※1しか自覚していない!?
知らぬ間に進行している感染症=歯周病

感染症のリスクが高まると聞いても、ピンとこない人もいるかもしれません。しかし実は30代女性の身近に潜む感染症があるのです。それは“歯周病”。なんとなく年配の人がかかるものというイメージがあるので、まだ自分には関係ないと思いがちですが、それは大変な勘違い 。実際になんらかの歯周病の症状がある人は、30代の3人に2人※2も! リスクが高まる30代は十分注意すべき病気なのです。

それにもかかわらず、実は歯周病を自覚しているのはたった約3割※1。初期段階では自覚症状がでにくいので、気づくのが遅れる場合があるのです。歯に食べたものが詰まりやすい、お口のネバつきを感じているなどの変化を感じているなら、要注意かも!? まずはセルフチェックで確認をしてみましょう。

  1. ※1 出典:2017年ライオン調べ
    (歯周病の自覚の有無アンケート/35歳~49歳)
  2. ※2 出典:「平成28年歯科疾患実態調査(厚生労働省)」

歯周病の原因は歯周ポケットの歯周病プラーク*!毎日のセルフケアで予防できる

そもそも歯周病の原因は、歯周ポケットにひそむ歯周病プラーク。お口のケアを怠っていたり正しい歯みがきができていないと、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきのすき間に菌が増殖します。そして徐々に歯ぐきが炎症し、進行すると歯の土台の骨を溶かして歯が抜けてしまう……そんな恐ろしい病気です。

予防するには、まず定期的な歯科医院でのチェック。歯科医院で現状をチェックし、歯石の除去、さらに正しいブラッシング法のアドバイスなど、プロのケアを定期的に受診しましょう。

そして最も重要なのが日ごろの丁寧なオーラルケアです。歯垢(プラーク)がたまりやすい歯と歯の間や歯ぐきとの境目などをしっかりみがいて汚れを落とし、歯周病菌の増殖を防止します。毎日のセルフケアを怠らないことが非常に大切なのです。

*歯周ポケット内の歯垢(歯周病菌を含む菌の集合体)

30代は心身ともに変化を感じる年代だけに、意外とリスクも高め。ですが、人生100年時代とも言われる現代では、まだまだ現役真っただ中です!イキイキとした素敵な30代を目指すなら、地道なケアを続けることがなによりも大切。自分の体を大事にしながら、年齢の変化と上手に向き合って過ごしていきましょう。

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