歯周病の進行と症状
歯周病が進行すると、歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)が深くなり、歯ぐきやその周辺にさまざまな症状があらわれます。
歯周病の進行
歯周病はある日突然、重度の症状が出るのではなく、徐々に進行する病気です。
重度になってから慌てて治療するのではなく、早い段階から予防することが大切です。
ここでは5つの段階に分けて、歯周病を解説します。
歯周病の進行過程
歯周病の症状
歯周病になると、歯ぐきの赤みや腫れ、出血、口臭といった症状が起こります。症状が重くなった場合、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまうこともあるのです。
歯周病が原因で歯が抜けてしまうと、噛む力が弱くなり、食べられるものの種類が限られてしまいます。
また、歯の本数が減ると、食事をおいしいと感じにくくなり、栄養状態にも影響が出てしまいがちです。
歯を失うことは、生活の質やお口の健康に、大きな影響を与えるのです。
もっと知りたい! 歯周病のこと
※歯周病は歯肉炎・歯周炎の総称